40代独身の日々

現在の恋が最後の恋になるのか。内省の記録

愛がない2

婚活パーティーで知り合った男性。
初回食事後も連絡は毎日とりあっていた。

そして、毎週週末は夕食を共にするようになった。会っているときは常識があって、冷静、仕事への熱い思いがある素敵な男性であった。
また、着ている服もおしゃれで、とても私の好みだった。

彼から来る連絡は、彼が友人と一緒の時が多かった。友人のいる前で私に連絡や、食べている物の写真を寄越してくれることは、なんとなく認められたようで嬉しかった気持ちもあったが、正直疑問もあった。
友人と一緒にいるときは、その時間を楽しむべきではないか。

実際私が友人と食事をしている時、彼からの連絡をスルーして、数時間後に返信するとびっくりするほど冷たい返事が返ってくる。しょうがないじゃないか、友人と話ながらラインのやりとりを続けるなんて、失礼じゃないか。

かと思えば甘い言葉が書かれている連絡がくることもあった。私に会うのを楽しみにしている旨、私に出会えて嬉しかった旨が書かれている時には私の心も弾み、夜中にラインに書かれた文字を読み返すこともあった。

しかし、そんなときばかりではない。翌日会う予定なのに、前日拗ねたまま、会う数時間前まで連絡が来ない。そんなこともあった。

愛がない

婚活パーティーで知り合った男性の話。
この頃、私は結婚相談所をやめ、婚活パーティーに休みが合えば(婚活パーティー会社と)出向いていた。

パーティー毎に、最低1人の男性と関係を作るという目標を掲げ、ランチや、飲みや出かけていたが、不発で誰からも選ばれない時も多かった。
同時に、女性側の年齢層さえ間違えなければ(自分の年齢が参加条件の下限にくるように)、かなりの数の男性とマッチングすることもあり、やはり男性は年齢でしか見てないのだな、と悲しい現実を突き付けられた日々であった。

そんな中で出会ったこの男性。すこし年上であった。好きなミュージシャンが共通していて、大学時代を過ごした土地、現在の職場、特技など、一致していることが多かった。

初回の食事でかなり盛り上がり、お互いの好印象を確認しあった。

好みが合わない2

週末のどちらか出かける時間が増えたが、私は徐々に彼と距離をとりはじめることにした。
久しぶりに会った日、結婚も視野に入れて付き合わないか、と申し出を受けた。

私は考える期間をもらい、その後断った。なんとなく後味の悪い断り方であった。

楽しいと思いつつも、そのまま一緒にいることを選ばなかったのは、生理的に無理と思っていたからだろうか。生理的に無理って何で決まるの?と今後のために深く考えた。
多分、ちょっとした好みのずれが大きく私の心の中に入り込んでいて、なんとなくこの人とは合わないよ、と潜在意識が教えてくれたのかもしれない。

好みが合わない

友人の紹介で知り合った彼。
家も職場も同じエリアにあった。
まじめで、ずるくない、少し変わった人だった。

自分からは人に連絡をしないということを徹底していた彼。しかし、唯一2度目に会う約束をするために、出会ってから1ヶ月後連絡をくれた。

彼からの誘いで出かけて、とても楽しく過ごせた。
家が近いので、よく一緒に行動したし、家にもお邪魔した。

気になる点は2つ。
普段から私はパーソナルスペースに入り込まないように注意して一緒にいたが、ある時偶然お互いの肩が触れてしまった。その時私に良い感情がわかなかった。これは生理的に無理ということか、と感じた。

もう1つは食についてのスタンス。
私はグルメではなく、安いバカ舌をもつ女だが、食べることが好きだ。全国でチェーン店がある、餃子がおいしい店や、焼き鳥、バラエティーに富んだソバ入りお好み焼きなどを好み、出かけた道中はコンビニやコーヒーショップのカフェオレを飲みたがる。
しかし、彼は食を楽しむという考えはなく、むしろ並んだり、時間がなければ省略したいタイプであった。
これは趣味が合わない。

明らかな圏外2

どこが好きだったのかというと。
かっこいい顔ではないが、好きな顔だった。
そして、スポーツが良くできる人で、複数のスポーツのサークルに所属し、さらにフルマラソンをかなり速く走ることができた。
また、様々な年代の人と世間話を何気なくできる人だった。

自分にないものを持ち合わせている人ということで、私はかなりアツくなった。

そんな自分にないものをもっていて、最高だと思う人に私は何をあげられるのだろう。

その時点ですでに彼よりできない自分を潜在的に自覚して、会ってもらっている、という意識が高くなり、行きたいところも言えない、待ち合わせ時間に毎回遅れられても仕方ないとしか思えない、となったのではないか。

明らかな圏外

友人の紹介で知り合った人。
都道府県をまたぐ遠距離だった。私は公共交通機関を使って会いにいっていた。

私が好きになり、ラインを送り、会いに行き。
限られた時間で、公共交通機関を使って出向き、1日過ごすのは相手はどのくらい時間があるのか、どこまでなら一緒に過ごしてくれるのか、どこまでなら自分の希望を通して良いのか気を使うところである。

彼は車で迎えに来てくれており、私が行きたい場所などをリサーチしてお願いしておけば充実した時間を過ごせたのだろう。
しかし、私は強く「これがしたい」「ここに行きたい」という気持ちが普段からあまりなく、また、主張をするのも苦手だった。

結果、ランチを共にし、その後はぶらぶらドライブで色んな道を通りながら話す、という過ごし方。すでに気持ちが高まっている私には楽しかったが、そうでもない彼には楽しくなかっただろう。

結果うまくいかなかった。4ヶ月ほど費やした中で、彼の気持ちは私に向くことなく終了してしまった。

目が覚めたきっかけ

私は婚活と称し、結婚相談所への登録や、婚活パーティーへの参加、積極的に知人からの紹介受けをしていた。

色々な人に出会え、並列はなしで、1人の人と数ヶ月単位で関係を作り、ごはんやおでかけなどしていた。

そんな中で今の考えのきっかけになった人が3人いた。